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トリコモナスの潜伏期間と症状を知ろう

トリコモナス症とは性病の一つです。0.1mmほどのトリコモナス原虫が、女性の場合は膣や子宮頸管、男性の場合は前立腺や尿道に寄生し、炎症を引き起こします。

この記事では、女性の症状をメインに解説します。

トリコモナスの症状

トリコモナス症になると、泡状で悪臭を伴うおりものが出るようになります。おりものの色は通常よりも褐色であったり、黄緑色をしているのが特徴です。

膣内に激しいかゆみを感じることもあります。かゆみの程度は強く、熱いと感じる場合もあります。

その他にも、外陰部が赤くただれ、排尿時に痛みを感じるようになります。

トリコモナス症は、他の性病に比べると、おりものの変化やかゆみなどの症状が強く出るといわれています。一方、感染していても症状が出ない場合もあります。

推計されている症状の出ない感染者のは全体の20%から50%です。

治療をしないでそのまま放って置くと、炎症が卵管まで進み、不妊症などを招いてしまうことがあるので注意が必要です。妊娠している場合には、早産や流産などを招いてしまうこともあります。

トリコモナスの潜伏期間は、およそ1週間~3週間です。また、症状が出ない人が20%から50%いますが、その中の3分の1は半年以内に症状が現れるとされています。

潜伏期間とは、感染してから症状が現われるまでの期間のことです。

新生児や幼児などが感染した場合、潜伏期間は大人よりも短く、4日から1週間程度で症状が現れます。

トリコモナスの治療法について

トリコモナスに感染したら、婦人科産婦人科などの医療機関で医師の診察を受けましょう。

自宅で検査できる検査キットもありますが、病院で診察を受ける方が確実です。また、トリコモナスに効果的な治療薬は市販されていないので、検査キットで感染がわかった場合も病院に行く必要があります。

トリコモナスの治療には、フラジールと呼ばれる治療薬が用いられます。また、女性の場合には膣内の炎症を抑えるために膣錠軟膏が使われることもあります。

検査と薬の処方にかかる費用は保険適用で4,000円~9,000円です。

トリコモナスは他の性病と同様、パートナーと同時に治療を受けることも大切です。パートナーが感染していた場合には、治療を終えた後にパートナーから再感染してしまうことがあるからです。トリコモナスと診断された場合には、パートナーにも病院で検査を受けてもらいましょう。

フラジールを服用して自覚症状が消えても、トリコモナスが完全に駆除されたことを確認するためにもう一度検査を受ける必要があります。症状が消えてもトリコモナスが体内に残っている可能性があります。薬の使用を途中でやめると、トリコモナス症が再発してしまうおそれがあるのです。

また、最近では薬に耐性を持った菌が増えてきています。そのため、薬を飲んでも中々治らない可能性もあります。病院で薬をもらったらしっかりと使い切り、再度検査を受けて治癒したかどうか診断してもらいましょう。

女性の場合、トリコモナスの消失が確認されても、次の月経後に再検査を受けるのが望ましいです。わずかにでも膣内にトリコモナスが残存していると、月経中に増殖してしまうことがあるからです。